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欧州3

出典: 水曜どうでしょうWiki

目次

[編集] 正式タイトル

ヨーロッパ20カ国完全制覇・完結篇

[編集] 基礎データ

放送日:2007年1月17日~3月14日(9週)

[編集] あらすじ

西表島の激闘から時は経ち、新たにHTB駐車場前に集うどうでしょう軍団。大泉さんの顔には明らかに疲弊の色が色濃く写る。ミスターは厳かに語りだした。「どうでしょうには、まだ終わらせていないものがあります」と。…今から9年前、どうでしょう軍団はヨーロッパに降り立った。「ヨーロッパ21カ国完全制覇の旅」をするために。しかし、その後に行われた「ヨーロッパ・リベンジ」をもってしても、完全制覇の道は完結しなかったのである。

大泉さんの後ろに現れたのは見慣れた欧州の地図。たしか残りは4カ国(サンマリノ・バチカン市国・ポルトガル・アイルランド)のはず。しかし、ミスターとディレクター陣はある決意をしていた。「アイルランドは遠いから行かねえ」と。

…こうして、ヨーロッパ20カ国完全制覇の旅が再び幕を開ける。

[編集] 名セリフ

  • 「茶王っと!」(藤やん)
  • 「ドゥッチョナ・シエナ・ハー」(大泉)
  • 「小林製薬の糸ようじ」(大泉)
  • 「地デジだからな地デジ」(大泉)

[編集] 感想など

  • 壮大な肩透かし。あ、これは褒め言葉です。ちゃんと西表島の時の前フリを随所にしのばせてあったのはさすがとしか言いようがありません。気づいた限りではこんな肩透かしのための伏線が張ってありました。
    • 牛追い祭りの映像に挟み込んであった闘牛(か、ドンキホーテ)の看板を予告編でも使っている
    • ミスターの「バルセロナ行っちゃいますか」のセリフは本来レストランを探している際のものだが、そのセリフだけ予告編で抜き出して使用し、あたかも「牛追い祭り」との関連があるように思わせている
  • その意味でも、今作品は上級者向けと言っても良い内容になっています。あらかじめ欧州企画のことを知っていると面白さが倍増する反面、再放送などでミスターが主導権を握っている時代(Project:略称についての分類では黎明期から初期にあたります)しか知らない方にとってはちょっと違和感が残る内容に仕上がってますね。放送当時はかなり賛否両論が巻き起こっていましたが、これはそういったことが起因してるんでしょう。
  • しかし、そこはどうでしょう軍団。これまでのセオリーというか、どうでしょうの根幹な部分には一切のブレがありません。行き当たりばったり、予定調和ではない、ドキュメントバラエティとしての本線をちゃんと維持していました。例えば「ジャングル・リベンジ」や西表島しか知らない方にとっては、もしかしたら退屈に写ったかもしれません。しかし、これこそがどうでしょう本来のリズムなのですね。サイコロ1に流れていた牧歌的ともいえるグダグダな流れと、それと相反するように大胆なカット編集が今回も冴え渡っていました。
  • 僕自身は、今作から「とてつもない懐かしさ」を覚えました。「あ、どうでしょうってこんな感じだったよなあ」みたいな。宮崎桜前線に通じるリズムといいますか。原点に返ったかのような錯覚とでもいいますか。ま、僕自身は本州勢なんでリアルタイムで本放送を見たわけじゃないのでちょっと意味合いが違いますけどね。
  • あと、これは強烈に感じたんですけど、どうでしょうって「ロードムービー」なんですよね。それも呆れるほどに長い時間をかけたロードムービー。大泉洋という名も無き大学生と、北海道の演劇文化を牽引した鈴井貴之が、それこそ当てのない旅に出て、その模様をつぶさに藤やんうれしーが記録するって、まさしくロードムービーじゃありませんか。最終夜後枠で大泉さんが語っていた「これからは、どうでしょう班4人の今を余すところなくお届けする」って言葉も、なんかそんな感覚を補完してくれたような気がします。
  • ヴィム・ヴェンダーズと比べるのは可笑しいけど(笑)、10年もかけてこんなに壮大でクソ面白いロードムービーが楽しめるなんて、幸せなことなんだよね、なんて思ってみたりして。--ブースカ。 2008年1月17日 (木) 02:15 (UTC)
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